先天性難聴が遺伝子で判明するようになりました。

小さい子供の難聴は、これまで見つけるのがとても困難でした。
それというのも、子供はおとなしく聴力検査を受けてくれないし、「音が聞こえたらスイッチ押して」という指示が理解できるようになるにはある程度の年齢にならないとできなかったからです。

しかし、最近では新生児聴覚検査(スクリーニング)で、生まれて日の浅い赤ちゃんでも、難聴かどうかの判定がある程度できるようになってきました。

そして、さらに研究が進んで、遺伝子レベルで先天性難聴になるのかどうかが判断できるようになってきたとのことです。

こちらは、読売新聞のサイトより。

先天性難聴の原因を遺伝子レベルで特定する診断が注目されている。遺伝子診断で早期に難聴と分かれば、早くから治療を始めたり、どのような合併症が起きるのかなどの予測に役立てたりできるからだ。
先天性難聴 遺伝子で原因特定…早期治療合併症対策も : 最新医療 ~夕刊からだ面より : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞)

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この研究によると、先天性難聴になるのは父母の両方に遺伝子に変異がある場合、難聴になる可能性が高い、ということのようです。
この難聴についての遺伝子レベルの研究は、海外で多く行われていて、難聴の遺伝子はこれまでに約100種類見つかっており、遺伝子の特徴や合併症の有無などが判明している。
ですが、この遺伝子は、日本人には当てはまらなかったそうなのです。
そこで、2000年頃から日本独自の研究が始まり、今までに約20種類の遺伝子が特定できたとのことです。

この研究が進めば、結婚する男女が遺伝子の検査を受けて、生まれる子供が難聴になる可能性があるのかどうか、妊娠前に判断することも可能になってくるでしょう。
ただし、遺伝子診断は究極の個人情報を扱うので、事前の十分な説明が不可欠だ、とこの記事には書かれています。