突発性難聴に音楽療法が効果的の研究結果

未だに原因がよくわかっていない突発性難聴。
様々な治療法が模索されていますが、まだこれといって決定的な治療法は見つかっていません。
一応、ステロイド療法がいちばん効果があるとされていて、突発性難聴にはとりあえずステロイドを投与して様子を見る、というのが主な治療になっていますが、
このステロイド療法による回復率は30~50%程度。あまり高くないのが現状です。

このように、ステロイド療法以上の回復率を期待できる新しい治療法はないかと研究が進められているのですが、ここにきて「音楽を積極的に聞かせる」ことで突発性難聴を改善させる、新しい療法が効果を上げてきています。

こちらの記事から。

標準治療であるステロイド療法は、血糖値や血圧上昇など副作用の問題もある。そこで突発性難聴の新治療として、難聴のある耳に積極的に音楽を聴かせて聴力を回復させるリハビリテーション療法が開発された。
突発性難聴の新治療 積極的に音楽を聴かせ聴力を回復させる│NEWSポストセブン

この音楽を聞かせる治療法は、難聴になった方の耳に一日中音を聞かせることにより脳を活性化させ、難聴を回復させようというもの。
具体的には、正常な耳に耳栓をして、難聴の耳で会話や生活音を聞かせ、さらに1日6時間、片耳ヘッドホンでクラシック音楽を聴かせるのです。
こうすることによって、耳から脳への伝達がひんぱんに行われ、脳の聴力機能が再構築される、というもの。

この治療を、ステロイド療法と併用した場合の治療結果は、86%が完全に回復、14%が少し回復と、ステロイド療法のみの場合に比べてかなり回復率が高くなっています。

まる1日音楽を聞き続けるのはちょっと大変な作業ですが、それで聞こえなくなった耳が回復するのであれば、これはぜひ試してみたいですね。
この治療法だったら家でも出来ますし、試してみる価値があると思います。